2014年に公法学者ピエール=イヴ・モンジャル教授(ジャン・モネ講座公法教授)が創設し、エマニュエル・オーバン教授(公法学教授)が参加したNihon EuropAは、トゥールを拠点とし、IRJIおよび法学部と連携する非公式組織として設立されたものである。このネットワークは、一方で、隔年で開催されるシンポジウムにおいて、フランスおよび日本の多くの大学の研究者や法実務家を結集すること、他方で、学生の日本およびフランスへの学術交流(モビリティ)を支援することを目的としている。
学術協力ネットワーク
Nihon EuropAは創設当初より、柔軟な枠組みを提供することを目指し、日欧関係や公法・私法の現代的課題を分析するシンポジウムや研究会を可能にし、発展させてきた。2023年時点での成果を見ると、COVID-19の影響にもかかわらず、Nihon EuropAはフランスと日本の間で最も重要な学術協力ネットワークとなっており、2022年5月以降に開催された3回の大規模シンポジウム(「大規模シンポジウム」の欄参照)や、フランスおよび日本での多くの学術イベントへのメンバーの参加が実現している。











